年金生活開始早々付きまとう不安感

年金だけの生活が始まりました。若いときは、退職後は年金で十分生活できるのだと思っていたのです。だから退職直前まで老後どれだけあれば生活できるのかなんて考えていませんでした。

ところが直前に、銀行とかの年金手続きの説明を聞きに行って初めてドキッとした次第です。夫婦そろって同じようにのんびりしていたので、何の準備もないのです。夫は何とかなるさ、私は今焦り気味。何か仕事を探そうと思ったりもするのですが、一旦オフモードに入ってしまったので、なかなかハローワークにも行けないのです。

大病さえしなければ、年金だけでギリギリの生活ができるのでは・・・と思いたいのですが、実際は、冠婚葬祭や不意の出費が意外と多く、年金も開始前から何度下がるお知らせを頂いたことか・・・で私の不安をあおるのです。

健康で動ける間に行きたいところに行くぞと思っていたのに、行動には出費が付いてくる、やりたいことをするぞと決めていたのに決心が揺らぐ、何故ならこれ以上年行くと仕事が見つからないからです。

優柔不断なだけと言われるかもしれないけど、どうしたものかと困っています。今の生活が困っているわけでもないのに、何か不安感が付きまとうのです。何なんでしょうね。

退職後の自由気ままな年金生活がいつまでも送れるように願う

退職後、少し休んだらまた働こうかなぁと思っていたのですが、何もせぬまま数年がたってしまい今は年金だけで暮らしています。時間的な余裕ができ、町内会の防災活動や清掃活動にも参加の機会が増えました。今までは時間に追われた生活だったので、その点はよくなったと思います。

離れたところに住んでいる娘のところとの行き来も増えました。小さな孫の相手もゆっくりしてあげられるので「おじいちゃん、あそぼ」と懐いてくれ、嬉しいです。

好きなDIYも毎日でもできるので、あちらこちらのホームセンターに足を運ぶようになりました。妻の要望にも早く応えられるので、機嫌上々です。

退職したら、ゆっくり車で日本の各地を回りたいと思っていたので、今はその計画中です。少し前には高齢者の自動車事故のことがよく言われていました。家族もそれを心配していますが、今の健康状態をこのまま維持し、認知症予防もして、夢の実現に繋げたいと思っています。

ただ企業年金組合の状況などを耳にすると、今後の年金生活はどうなるのかと不安もあります。今まで頑張ってきたのだから、せめて老後は何の心配もせずにのんびりと過ごさせてほしいものです。